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国際シンポジウム「個と普遍 エマニュエル・レヴィナスと極東の思考」

日本現象学会/レヴィナス協会/京都大学大学院文学研究科宗教学専修 共催

国際シンポジウム

個と普遍 エマニュエル・レヴィナスと極東の思考

多文化時代における他者との共生-日本哲学とフランス哲学の対話


◯日時・場所

2019年11月16日(土)・17日(日) 11:00-18:00

 早稲田大学戸山キャンパス33号館第一会議室

2019年11月30日(土)・12月1日(日)

 京都大学吉田キャンパス文学部校舎第三講義室


※入場無料・登録不要

※使用言語:フランス語、英語、日本語

(日本語の翻訳原稿が配布されます。必要な場合には通訳がつきます)


  • 11月16日(土:早稲田) テーマ「レヴィナスと伝統的なもの」

開会の辞 藤本一勇(早稲田大学)


11h00-11h50

佐藤 香織(神奈川大学)

レヴィナスにおける〈われわれ〉の存在論(仏語)

L’ontologie de « nous » chez Levinas


12h00-12h50

平岡 紘(東京大学)

音と記号――レヴィナスにおける理性的思考についての一考察(仏語)

Le son et le signe : une réflexion sur la pensée raisonnable chez Levinas


15h00-15h50

フローラ・バスティアーニ(トゥルーズ大学)

倫理的ケアの関係はありうるのか:レヴィナスとともにケアを考える

Peut-il y avoir une relation de soin éthique ? Penser le soin avec E. Levinas


16h00-16h50

渡名喜 庸哲(慶應義塾大学)

レヴィナスにおける〈東方〉についての極端な思考:バトラーの批判に対して(仏語)

Levinas et une pensée extrême sur l’Orient


17h00-17h50

フランソワ=ダヴィッド・セバー(パリ西大学)

法、愛、現象学:リオタールとマリオンのあいだのレヴィナス(仏語)

La loi, l’amour, la phénoménologie : Levinas entre Lyotard et Marion



  • 11月17日(日:早稲田) テーマ「レヴィナスと極東の思考」

11h00-11h50

馬場 智一(長野県立大学)

東方イスラエル師範学校校長としてのレヴィナスと伝統(仏語)

Levinas directeur de l’ENIO et la tradition


12h00-12h50

ハノック・ベン=パジ(イスラエル・バル=イラン大学)

東西のあいだの現代ユダヤ哲学 マルティン・ブーバーとエマニュエル・レヴィナス(英語)

Contemporary Jewish Philosophy between East and West. Martin Buber and Emmanuel Levinas


15h00-15h50

キム・ヒョンジュン(パリ西大学)

孟子と顔の倫理:レヴィナスの倫理から孟子思想を読む(仏語)

Mencius et l’éthique du visage : lecture de la pensée de Mencius à partir de l’éthique de Levinas


16h00-16h50

レア・カルマンソン(米国・ドレーク大学)

内面性とは何か:レヴィナスとアジア思想における超越と内的体験(英語)

What is Interiority? Transcendence and Inner Experience in Levinas and Asian Thought


17h00-17h50

合田 正人(明治大学)

〈無限〉の発明と日本哲学の〈始まり〉――清沢満之とエマニュエル・レヴィナスを手掛かりに(仏語)

Invention de l'''Infini'' et les ''beginnings'' de la philosophie japonaise. A partir de Manshi Kiyozawa/Emmanuel Levinas



  • 11月30日(土:京都)

テーマ「個と普遍」①

11h00-11h50

クリスチアン・レスナー(オーストリア・リンツ大学)

対話の差異の弁証論――対話の哲学と対話するレヴィナス(仏語)

Dialectique de la différence dialogique: Levinas en dialogue avec la philosophie du dialogue


12h00-12h50

平石 晃樹(金沢大学)

感受性と個別性――『存在するとは別の仕方で』における享受の概念をめぐって(仏語)

Sensibilité et singularité: Autour du concept de jouissance dans Autrement qu'être



テーマ「レヴィナスと医療の現場」

15h00-15h50

小手川 正二郎(國學院大学)

出生主義と反出生主義を越えて(仏語)

Levinas contre l'anti-natalisme


16h00-16h50

村上 靖彦(大阪大学)

住処の破壊としての児童虐待(仏語)

L'abus des enfants en tant que destruction de la demeure


17h00-17h50

ジャン=フランソワ・レイ(アルトワ大学)

「内臓の震えのように」:助けとしての医学、能力としての医学(仏語)

''Comme un frémissement d'entrailles'' (la médecine comme recours et comme compétence)



  • 12月1日(日:京都)テーマ「個と普遍」②

11h00-11h50 樋口 雄哉(同志社大学)

ヴァールの下降的超越とレヴィナス(仏語)

La transdescendance wahlienne et Levinas


12h00-12h50 長坂 真澄(早稲田大学)

レヴィナスと「記憶不可能な過去」 カントおよび後期シェリングを迂回して(仏語)

Levinas et « le passé immémorial » – Une étude par le biais de Kant et le dernier Schelling –


15h00-15h50 藤岡 俊博(滋賀大学)

利己愛から利益へ レヴィナスとジャンセニスム(仏語)

De l'amour propre à l'intérêt -- Levinas et le jansénisme


16h00-16h50 杉村 靖彦(京都大学)

質料的現象学の限界における「社会存在」の重量―1930年代のレヴィナスと田辺(仏語)

Le Poids de "l’être-social" aux limites de la phénoménologie hylétique– Lévinas et Tanabe dans les années 1930 –


17h00-17h50 ジャン=ミシェル・サランスキ(パリ西大学)

レヴィナスと「非存在論的な突破口」(仏語)

Levinas et la "percée anontologique"


閉会の辞 杉村 靖彦(京都大学)


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Mike Brown
Mike Brown
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