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コリーヌ・ペリュション来日記念連続セミナー

『糧 政治的身体の哲学』(萌書房、2019年)で知られる現代フランスの気鋭の哲学者が、『レヴィナスを読むために』(明石書店、近刊)の邦訳公刊の機会に再来日します。同書だけでなく、近年の彼女の関心を示す三つの著作に関するセミナーおよびその思想の核と言える「傷つきやすさの倫理」を主題とした講演を実施します。いずれも使用言語はフランス語・日本語です(フランス語には日本語による逐次通訳がつきます)。奮ってのご参加をお待ちしています。


1.『世界を修復する:人間たち、動物たち、自然』をめぐるセミナー

日時:12月3日(日)16:00-18:00

場所:立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室

司会:渡名喜庸哲・西山雄二

特定質問:桐谷慧、櫻田裕紀、佐藤愛、清水雄大、谷虹陽、八木悠允、吉松覚、若杉茜

主催:脱構築研究会

共催:立教大学文学部文芸・思想専修

後援:日仏哲学会

対面開催・申し込み不要


2. 『生きものの時代の啓蒙』をめぐるセミナー

日時:12月5日(火)18:00-20:00

場所:日仏会館6階601室

司会:澤田直・渡名喜庸哲

主催:日仏会館・フランス国立日本研究所

対面開催・要申し込み *申し込みは以下のHPより。


3. 講演「傷つきやすさの倫理とケアの倫理」

日時:12月8日(金)17:00-20:00

場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1

司会:藤岡俊博

主催:科研費基盤研究(B)「結婚の歴史再考――フランスの事例から見る(ポスト)結婚、生殖、親子、家族」(研究代表者:東京大学・増田一夫)

対面開催・申し込み不要


4. 『レヴィナスを理解するために』をめぐるセミナー

日時:12月10日(日)15:00-18:00

場所:立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室

司会:渡名喜庸哲

特定質問:樋口雄哉・犬飼智仁

主催:レヴィナス協会

共催:立教大学文学部文芸・思想専修

対面/オンライン同時開催 *オンライン参加の場合は以下から登録ください。


いずれも使用言語はフランス語・日本語です(フランス語には日本語による逐次通訳がつきます)

お問合せ:立教大学 渡名喜庸哲(tonaki@rikkyo.ac.jp)


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コリーヌ・ペルション(Corine Pelluchon) 1967年フランス生まれ。 ギュスターヴ・エッフェル大学(旧パリ東大学)教授。邦訳に『糧 政治的身体の哲学』(萌書房、2019年)、『レヴィナスを読むために』(明石書店、近刊)。そのほかの主著に『レオ・シュトラウス もう一つの理性、もう一つの啓蒙』(2005年)、『砕かれた自律 生命倫理と哲学』(2009年)、『傷つきやすさの倫理の諸要素』(2011年)、『動物主義者宣言』(2017年)、『顧慮の倫理』(2018年)、『世界の修復 人間、動物、自然』(2020年)、『生きもの時代の啓蒙』(2021年)、『レヴィナスとメルロ=ポンティ 身体と世界』(2023年、共編著)など多数。2012年にはアカデミー・フランセーズ・モロン賞、2020年ギュンター・アンダース批判思想賞を受賞。

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この連続セミナーは、以下の助成に基づくものです。

科研費基盤研究(C)「脱人間化社会における責任概念の再考」(20K00014)(研究代表者:立教大学・渡名喜庸哲)

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